久々のブログです。

私事ですが、年末年始に上海でコロナ陽性になり、そこから中国春節長期休み、上海オフィス&自宅の引っ越し、
3年ぶりに日本への一時帰国とドタバタが続き、ようやく少し落ち着いてきた。

昨年の12月に突如、ゼロコロナ政策の撤廃が行われ、今の上海ではマスクを着ける人は公共交通機関を除けば約3割ほどと感じる。
街中の様子はゼロコロナ政策前と変わらないが、昨夜行った日本式居酒屋は閑散としていて、業種にもよるが景気が上向いているようにはまだ感じられない。

とくに目立つのが、不動産売却だ。
ローンを組み、支払えなくなった人も居れば、値下がりを見越して売却し、海外に移民する人と様々。
私が借りている大家さんも突如「売却したからすぐに家を出て行って」と、彼の場合は後者のようだ。

日本と違って、中国の場合あくまで貸主が強い。
契約期間内であっても1ヶ月分の違約金を借主に支払えばすぐに退去させることが出来る。
上海に持ち家を持たない主義の私にとっては、いつもの悩みの種。

とにかくゼロコロナ政策後、人々の危機感が強くなった感はある。

私の周りでも多くの日本駐在員の帰任が続いている。
後任が来る企業もあるが、現地化を進める企業が多いように感じる。

聞くところによると、ゼロコロナでもっとも打撃を受けたのは”20人~50人”と中途半端な数の従業員を抱える企業だそうだ。
小規模企業なら固定経費が少ないので何とか凌げたが、その規模の企業がもっともしんどい。

従業員の数によって損益分岐点が違う。
仮に同じ500万のオーダーでも従業員が少ない企業だと固定経費を賄えるが、その規模だと到底無理。

企業の中国撤退、縮小が続いた2022年だが、2023年から上向きになる要素があるかどうかは今後次第。
弊社は少数精鋭体制を目指してきたので、まだゼロコロナによる打撃は少なかった方と言える。

弊社は今後も中国のリソースを使ったビジネス展開を進めて行く所存です。
引き続き宜しくお願いいたします。

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