久しぶりの投稿です

約10ヶ月ぶりの投稿です。

上海の物価は相変わらず二極化している。ローカル価格と富裕層価格はまだ存在する。

中国ではデフレ傾向にあると言われているが、上海だと家賃や食材は相変わらず高く、生食の卵(10個入り)でMサイズだと25元(約530円)、Lサイズだと31元(約650円)もする。

車ディーラでは、新車購入者は殆ど居ない、来客者の殆どはメンテナンス目的。ショッピングモールは平日だと閑古鳥が鳴いている状況。

上海の人々の消費は鈍化し、タオバオや京東などのECサイトで価格を徹底的に比較し、より安価なモノを購入する傾向。

私は昨年春から日本に定期的に帰っているが、日本の方が確実に景気が良く、物価は上がっているものの、上海に比べるとまだまだ安いと感じる。

円安によって輸出産業に活性化を持たせつつ、世の中は値上げ傾向であるという消費者マインドを根付かせ、企業の利益を確保したうえで賃金上昇を狙うという。

かつて安倍元首相が言っていた”デフレ脱却”になっているのでは無いか。

日本経済が活性化するのには時間と痛みが伴う。日本経済の未来は明るいと個人的に感じる。