中国共産党第20回全国代表大会閉幕について
10月22日に中国共産党第20回全国代表大会が22日に閉幕された。習近平氏が異例の三期目入りを果たした。
海外のメディアでは22日の閉幕式における胡錦濤氏が関係者に腕を掴まれ途中退席する様子を報じているが、
今日中国国内のメディアを確認するとその事について全く報道していない。
数日前の報道で李克強首相が完全引退というニュースが日本でも流れ、あわせて23日に中央指導部7人の発表が行われた。
色んな政治的思惑があると思うが、上海でもビジネスを行う私としてこれ以上の言及はあえて避けたい。
中国ビジネスを行う上で、このカントリーリスクは避けられない。
現在もなお実施され続けているゼロコロナ政策、これにより新たな投資を行う人は私の周りには居ない。
店舗経営は常に一時閉鎖のリスクを抱え、休業中の保証すら無い状態。
物流も度々遅延が起きている。ネット通販業者や国際物流を生業にしている者への影響も大きい。
これまで工場側から営業をかけられる事は殆ど無かったが、今年になってからは様子が一変。
「共同富裕」のスローガンを抱える習氏、それに伴う中国人民に対する海外渡航制限や行動アプリでの管理。
色んな情報が飛び交う中、内外の情報リテラシーの重要さと状況に応じた変革の大切さを改めて感じる今日この頃。