中国の銀行融資について

中国の銀行借入の最低年率は4.35%、10万元(200万円)を借りると2372元(47440円)の利息が掛かる。
現在の日本が如何に低金利であるかが伺える。

日本のメディアやネット上でも言われているが、コロナ前の中国では不動産バブルで銀行からの借入は比較的容易で、金融取引も活気に満ちあふれていた時代は過ぎた。

中国政府はマンション価格の高騰を抑えるためにソフトランディングさせるべく銀行に対し貸し渋り指示を出していると聞く。
マンションが出来上がっていないのに前金を入れたのに工事が進まないという問題も起きている。

不動産購入のための貸し渋りだけではない、最近私の中国人の知人でお店の回転資金が足りなくなり、
銀行からの融資を期待したものの折り合いが付かず店じまいをするかも知れない状況に陥っている。無謀な先行投資が祟ったように感じた。

先行投資とキャッシュフロー管理、このバランス取りは中国でも大事。

日本のような国主導の政策金融公庫によるコロナ融資は中国には存在しない。
持ち家(中国では期限付き使用権)を担保に銀行からの融資を受けているが、ゼロコロナ政策に加え銀行の急な貸し渋りによって倒産件数が増えているのは確かだ。

そんな中、ショートメールや電話などで「融資は必要か?」というしつこい営業電話が多くなった。
大手銀行からの営業だが、矛盾しているように感じる。もしかしたら詐欺まがいの業者かも知れない。
毎回「必要無い」と言って電話を切っているが、今度年率はいくらかを聞いてみても面白いかも知れないがやはり止めておく。

企業は例え一時的に赤字になってもキャッシュがあれば生き残る。

雇用の安定化、企業を存続させるには潤沢な内部留保に掛かっているというのは経営者側の視点だが、ここでもバランス取りが問われる。

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