中国共産党第20回全国代表大会について
昨日10月16日に5年ぶりに北京で中国共産党第20回全国代表大会が開催された。
日本のメディアでも報道された通り、習近平国家主席が異例の第三期に入った。
これまでの演説と比べ時間が大幅に短く、これまで言っていた事を繰り返している感が強い。
三期目は単なる”通過点”であるから表情にも余裕があるように見えた。
日本を含めた西側諸国の論調と違い、中国国内のメディアやネットでは大きくこれまでの成果を賞賛。
「中国新時代」というスローガンを掲げたお祝いムード。
新華社通信では、9600万人もの共産党員からの賞賛の声の一部が紹介され、如何に各分野で中国が近代化や経済発展を成しえたかを紹介している。
wechat上でも習主席の記事が挙げられ、私とSNSで繋がっている中国人は概ね”イイね”を押す一方、全く我関せずという人が多いという感もある。
他の地域は分からないが、上海街中の様子は至って変わらない。
毎日のPCR検査、継続的に局地的なロックダウン、オフライン店舗は消費が鈍化し、ほぼオンラインショッピングでの消費傾向が目立つ。
日々の生活を維持させるため、消費が慎重になっているのも確かだ。