ゼロコロナ政策による中国向け国際郵便の現状
習近平国家主席が三期目に入った。
当初巷では習氏が国家主席に選出されればゼロコロナ政策は緩和されるとの見方が強かったが、今のところその様子は無い。
現在もなお中国各地でゼロコロナ政策が採られており、国際物流のみならず国際郵便の遅延は続いている。
日本から書類や小包を送る場合、EMS、DHL、SF(順豊)などの国際輸送便がよく使われるが、出荷してから2~3週間ほどの到着が今の状況である。
最近日本Amazonで外付けHDDを購入したが、数日後SFのプラットフォームからショートメッセージが送られて来た。
そこにはリンクが張られており、受取人である私のパスポート写真と個人情報の提供を求められた。
これらを入力し、承認されてからの日本出荷となる。
9月にEMSで日本から荷物が送られてきた際、そのような事は無かったが、
SFが中国の会社だからか、もしくは10月に入って管理体制が強化されたのか、荷物が外付けHDDだからかは不明。
いずれにしても個人情報の提供を行わないと荷物が届かないこともあり得るので注意が必要。
また、中国向けに出荷する際、必ず名前の英文表記をお勧めする。
何故ならパスポートにある個人名は英語表記、万が一照合が必要になった場合、受取人不一致となり余計な手間が掛かる。