中国コロナ感染の現状(2022年12月27日)

これまでゼロコロナ政策を進めて来た中国政府が政策転換した事により、現在中国全土でコロナ感染が拡大している。

周りの知人や友人はほぼ100%感染し、私も12月25日に発熱と抗原検査で陽性と判明した。
感染が確定する1週間ほど前から体調が優れず、ブログ期間が空いたのはその為だった。

39度ほどの高熱、喉の痛み、倦怠感が長期間続く症状である。
私は高熱が一日ほどで治まったが、5日間くらい熱が下がらない人も居る。
直前に受けた中国製ワクチンが効いていたのか、元々免疫力が強いからかは分からない。

そんな中、中国政府はコロナ感染による死者は0人と発表。
基礎疾患がある場合、カウントしないというルールである。
一方、日本国内のメディアが、毎日葬儀場に火葬待ちの車列が100台以上に達し、死者は急増しているとみられると報じた。

死亡者数に対するカウントルールが違うからと諸外国からみれば異常だが、中国では共産党の意向が全てである。
高齢者や基礎疾患がある人に対するケアが無いと捉えられても仕方がない。

そんなことより気になるのはコロナ株の変異。
これまで徹底したゼロコロナ政策から180度転換したことで短期間に数億人が感染したことで変異株が発生しているかも知れない。

ゲノム解析をしない、カウントしない、情報開示をしないとした中国政府の政策に対し現在世界各国の対応が問われている。
日本では12月30日の0時から、中国に7日以内の渡航歴のある人すべてに対し入国時PCR検査を行い、
陽性になった人についてはゲノム解析の対象とし、待機施設で原則7日間の隔離措置を講じるとした。

ゼロコロナ政策によるロックダウンと同じ風景が今の中国でみられる。
強制的に外出禁止ではなく、自主的に外出しないという意識が強く働いている。
街中から人や車が殆ど消え、銀行業務さえ行われていない。

それでも感染が広がり、集団免疫を得るまで暫く続くとみられる。

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