D2Cとは、「Direct to Consumer」の略称です。
自ら企画、生産した商品やサービスを、小売店などを仲介することなく、ECサイトなどを利用してユーザーに直接販売するビジネスモデルを指します。
D2Cではインターネットを最大限に活用しているのが特徴です。
何もない状態から新たに商品を企画し、D2C事業を立ち上げる事も可能です。

収益性が高い

自ら企画、生産した商品をECサイトなどで直接販売することにより、実店舗が必要ない、小売店や仲介業者に支払うマージンや流通コストなどの経費が削減できます。
また、中間業者がいない分、自由な価格調整で収益をコントロールできます。

顧客のデータやフィードバックを直接得られる

D2Cでは商品開発から流通、販売など自社で行える分、顧客との接点が多くあります。商品を購入する時だけでなく、SNSを通じたコミュニケーションや購入後のやりとりなどで、商品やサービスのフィードバックを直接得られます。
収集したデータや顧客の声を商品の改善、新商品の開発に反映させることで、顧客のリピート率向上や新規顧客獲得の効率改善、ブランド価値の向上に繋げていくことができます。

参入しやすい

中国を中心とした海外製造業者を使用したサプライチェーンが進化し、小ロットから安価で発注できる製造業が発達したことにより、何もない状態から新たに商品を企画し、Amazon、楽天、Yahoo!などの販売プラットフォームを利用して低コスト、短期間で商品販売を開始できます。

2020年から世界的に感染拡大したCOVID-19の影響によるネットショッピング加速の影響もあり、今後D2C市場は拡大を続け、2025年には3兆円を突破すると予測しています。

メリットでも挙げたようにD2Cは参入しやすいのですが、収益をあげるには色々な問題も発生します。
まず、「企画した商品をどこで、どうやって作るか」という問題です。
ブランドを立ち上げ、商品を企画することができても、それを製造できる技術や場所がなくては、商品化はできません。
まずは小ロットでの発注を受けてくれる製造工場を探す必要があります。
また、商品力があっても「SNSをうまく運用できない」「ECサイトの構築が上手くいかない」といった問題から、思うように売れ行きが伸ばせないという問題も有ります。
D2Cの立ち上げ自体は低コストで実現できても、商品をコンスタントに供給し続けて収益化し、事業として継続させることは決して容易なことではありません。

D2Cを成功させるためには

1．円滑なサプライチェーン体制の構築
2．管理or販売プラットフォームの構築
3．デジタルマーケティング体制の構築

となります。

D2C事業をサポートするビジネスも次々と誕生していますが、2. 3.　のサポートが目立ちます。

１．を含めてすべてサポートできるのが
ギガテックの「D2C事業者向けのサポートサービス」=ギガサポです。